”超”カリスマ英語講師「安河内哲也」の”毒舌”英語学習法まとめ!

安河内哲也

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安河内哲也

出典 Google 画像検索結果: http://fourskills.jp/index/wp-content/uploads/2015/09/yasukochi1.jpg

東進衛星予備校の英語講師、安河内哲也先生の大ファンです!

安河内哲也先生のフェイスブックアカウントhttps://www.facebook.com/#!/tetsuya.yasukochi

どうも、だいちゃん(∀)です。

以前、フェイスブック上に安河内先生が書いていたコラムを私はメモしていたので、これを公開しようと思います。

業界の闇に切り込んでいたり、世の中の間違った英語の勉強法などについても書いて、ちゃんとした勉強法を伝授してくれています。

これは絶対に読むべきコラムです! しかも、笑える! 面白い!

それでは、ご覧下さい。

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英語学習つれづれ草①

【英語学習つれづれ草①】

音読による自動化訓練こそ大切なのだ!

本気で使える英語の力を身につけたいと思うのなら、なんと言っても音読が大切だ。日本人はとかく、「使えない知識」を学ぶことを「エライ」と思う傾向があるようだが、英語は学問ではない。実技だ。どんなすばらしい理屈を知っていても、英語が話せもしないのでは、たとえ英語学の博士号を持っていても、グローバル社会では何の役にも立たない。
もちろん、理屈がいらないと言ってい
るわけではない。英語の技能は楽器の演奏とそっくりだ。ピアノを弾けるようになるには、楽譜を理解したり暗記したりしなければならない。しかし、楽譜を分析することに終始していても、ピアノが弾けるようになるはずはない。練習が大事なのである。
何度も練習すれば、指が楽譜をおぼえる。つまり、理論が自動化されるわけだ。この練習にあたるのが「音読」である。まずは、最小限の理屈を学び、徹底的な音読により、一瞬で口から言葉が出てくる反射神経。それこそが英語の実力なのである。
まかに間違っても、弾けない楽譜を分析してコレクションして自己満足するのはやめること。そうしないと、よく見かける、ピアノが弾けない楽譜評論家になっちゃうよ。

英語学習つれづれ草②

【英語学習つれづれ草②】

日本の英語教育は偏っているぞ!

誰がどうみても、日本人の英語教育はメチャメチャに偏っている。英語の技術には、R(Reading) 、W(Writing)、 S(Speaking) 、L(Listening)の4つがあり、それらを修得するための前段階として、G(Grammar)やV(Vocabulary)があるわけだ。
大学の入学試験では、問題が作りやすいからか、この中で、Rだけが異常なまでに肥大化している。また、学校や予備校では、教えやすいからか、その前段階のGとVばかりに終始している。あげくの果てには、超難関大学といわれる大学に合格しても、結局英語がろくに話せも、書けも、聞けもしない生徒が大半だ。知っているのは、世界でも日本でしかお目にかからない、わ
けのわからない文法の理屈と、変な発音でおぼえているから、全く通じないたくさんの単語。肝心の読む力も分析しかできないから、たいしたことはない。
社会人はTOEIC試験に向けて勉強するから、まだ少しはましだ。でもこのTOEIC試験も偏っていて、LとRしか試されない。全く英語を話したり、書いたりできない人でも、マークシートの試験だから高得点が取れるのだ。満点を取っていても話せない人だらけだ。(ただし、TOEICスピーキングテストができたので、こちらはこれからは少しずつ良くなるだろう。)
英語をマスターしたいなら、こんな日本の英語教育の偏りをよく知っておくことだ。冷めた目で見て、距離を置いた方がいい。難関大学の合格やTOEIC試験の満点は、バランスのとれた本来の英語力を表しているわけではないのだ。
だから、英語を勉強するときには、理屈の追求はそこそこにして、とにかく口や手や耳をつかって、体で学ぶこと。音読、リピーティング、シャドウイングを通じて、音で学ぶことだ。そうすれば、試験で試されるRやLの能力も高めながら、SやWの修得にも役立つぞ。

英語学習つれづれ草③

【英語学習つれづれ草③】

英文法とは適当に付きあっときゃいい!

英文法が大切なのは言うまでもない。楽譜がわからないでピアノが弾けないのと同じで、英語の語順のルールを知らずに、第二言語ができるようになるはずはない。その点、母語の習得と第二言語の習得は、大きく違っている。
よくある、デタラメなキャッチフレーズは「英文法を勉強すると英語ができなくなる!」の類いである。成功した人は、幻の生物といってもいいほど少ない日本の英語学習の世界では、こんなデタラメでもまかり通るのだ。とにかく、消費者の怠け心につけ込めば、商品は売れる。ダイエット産業と同じである。
しかし、英文法ばかり極めれば英語ができるようになるわけでもない。英文法の大
家と言われる大先生が英語が全然話せないという笑い話もよく耳にするわけで。
英文法は、基礎的なものをザーッとマスターしておけばいい。それ以上に大切なことは言語学習には、山ほどあるのだから。なのに、英語を話す必要性が感じられない、日本では、理論英文法にはまってしまう人が多いのだ。
「avoidの目的語には、動名詞がくる。不定詞はこない。」どうしてそうなるかなんて、私も知らない。アメリカ人やイギリス人の英語教師も知らない。そんなもんだとおぼえておいて、後は音読でこれを反射神経に変えればよいのだ。なのに、それを、どうして、どうしてと追求するのがエライと思っている人がいる。10年くらい勉強して、英語がある程度話せるようなってから、気にすればいいような、細かいニュアンスの違いを学ぶのもエライらしい。
そういう事を日本語でアツく語る人に限って英語が話せないのも笑える話だ。

英語学習つれづれ草④

【英語学習つれづれ草④】

私はなんと200冊もの本の執筆・共著・監修に携わってきた。そんななかで、ハッキリ言って読者に迷惑をかけるものを作ったこともあったと反省する。
でもまあ、皆さんのお役に立てるものもいろいろと作れたと思う。全部で350万部以上発行してきた。しかし、しかしだ。その中でも、私の英語学習の本は、いつもたいして売れず、出版社をガッカリさせている。
でも、実は私は、書こうと思えば、英語学習本のベストセラーはいつでも書くことはできる。書かないけど。(実は負け惜しみかもしれない。)
さて、ここで、この本を買ってくれた執筆者や編集者の皆さんへの大サービスとして、その書き方を教えよう。ほんとに誰でもできるのだ。

↓ここからはダークサイド注意↓

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☆秘伝英語学習本ベストセラーの書き方☆
①著者の英語力は全く関係ありません。安心してください。でも、もっともらしい肩書きは大切です。日本人は肩書きに弱いですから。編集者の皆さんは、できるだけすごい肩書きの人を探してください。しつこいようですが、英語ができない人でも、肩書きがすごければ誰でもかまいません。
②なにかの科学に基づいた「新方式」であることを強調してください。カタカナのわけのわからない専門用語を連発して、いかにもナンチャラ科学に基づいているという学術的根拠を持たせてください。「脳」が旬のキーワードです。本文の中にも都合良く学者の論文を、当てはまるところだけ適当に引用するといいでしょう。図表とか資料も都合良く貼り付けてください。
③「ラクラク」「短期間で」「全くできなかった私がいつのまにかペラペラ」のような、努力をせずにすむ事をキャッチフレーズの中にちりばめてください。「ペラペラ」という言葉の定義はあいまいです。いざとなれば、I’m fine. Thank you.だけでも言えれば「ペラペラ」と言い張ることができます。まあ、心配であれば「効果には個人差があります。」の文言を。
④キャッチフレーズには「ただ」「だけ」「いらず」という言葉をたくさん使ってください。例えば「ただ聞いているだけで。」「文法いらずの。」みたいな感じです。できない人が短期間で「ペラペラ」になったことを強調するのもグッドです。
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上記、ピーナッツ読者への大サービスだ。もちろん読者は全く英語はできるようにならず、英語教育は後退する。でもあなたは儲かるぞ。ただし、本名を使うと英語教育の世界では、相手にしてもらえなくなるのでご注意を!

英語学習つれづれ草⑤

【英語学習つれづれ草⑤】

この物語はフィクションです!ほんとに!

(この文章は、世間の状況や、実際の教育とは全く関係ない、娯楽として読むためのフィクションです。いかなる実在の団体や手法を批判するわけでも何でもなく、ただ笑って楽しむための娯楽小説です。深い意味はまったくありません。)

娯楽小説: 「藁(わら)」

社長には本当に頭にくる。オレたち中間管理職をなんだと思っているんだ。オレはこの会社に就職して、20年間平社員の頃からひたすら尽くしてきた。それが、先週の定例ミーティングであの発言だ。
「我が社の主要マーケットは、海外に移転しつつあり、我が社の製品の顧客は北米やアジア諸国の事業者が多数を占めるようになっております。また、中国、韓国のメーカーとの競合も激しさを増しております。」
「そこで、我が社では21世紀躍進戦略と題して、英語による事業者向けセールスの強化のため、全社員にPOIFLテストの受験を義務づけることにいたしました。本年度から本社の新卒採用においては、POIFLテスト700点を採用条件にいたしました。」
「また、現社員の中にも、年齢を問わず自主的に努力してくれている諸君も多く、中には900点を越えるスコアを取得してくれた社員もいます。生産業務部の大神部長は、先月に970点というすばらしいスコアを取得してくれました。」
「我が社としては、このような英語を学ぶ努力を大いに奨励し、今後POIFLテストの成績を人員配置および、査定に積極的に取り入れていくことといたしました。」
「現社員の諸君に関しては、1年後をメドに最低600点という努力目標を設けたいと思っております。係長以上の諸君は2年を期限に600点を必修とさせてもらいます。」
まずいことになった。42才になるまで英語の勉強には目をつぶってきた。極東大学法学部卒ってことで、今までオレの頭脳に疑問を持つヤツなんて社内にはいなかった。いわいるエリート出世街道まっしぐらで、役員も目の前だと思っていた矢先にこれだ。
POIFLテストは1年前に、一般会場で会社に黙って受けたことがある。380点なんてことが、部下にしれたら大変だ。今まで築き上げてきた社内での地位が危ぶまれる。
受験の時には大量の問題を解いたりして、何とか英語は乗り切ってきた。まあ、理数系科目で苦手な英語をカバーしたと言ってもいいだろう。でも、極東大に受かってしまえば、英語なんかできるもんだと世間は勘違いしてくれてた。
POIFLテストは難しい。リスニング100問にリーディング100問で2時間なんて、常人にできる量じゃない。はっきり言ってどこからリスニングの問題が始まったのかもわからないほどだ。宇宙人の言葉にしかきこえない。
なにか、うまい方法はないものか。英語は単語や文法をやらなければできないって、社員研修の講師は言っていたが、文法なんてもう5文型もわからないし、 やる気もしない。時間もない。どうしたものか。このままでは、若い社員に抜かれてしまう。今までの会社人生はどうなるんだ。なんで、今頃になって英語なん だよ。

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文法や単語を暗記すると英語は話せない!
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私は子供の頃から意志が弱いの。勉強と名の付くものでまともな成果を出したことはもちろんないし、だからってスポーツができるかというと、そういうわけでもないの。
頭にくることにスポーツができる人たちは、勉強もそこそこできる。神様はなんて不平等なんだって思うことがよくある。私って何なの?
でも、ちょっとラッキーだって思うのは、容姿がそこそこなこと。とりたててかわいいってわけでもないけれど、高校時代は男子二人をふった。それくらいの器量はある。でも、結局何もできないから目立たないわけ。
中学生くらいからの悩みは、ちょっとポチャだってこと。うーん、デブってわけじゃないんだけど、洋服でごまかさなきゃちょっとねってレベルかな。なんか、コンプレックスになってるかな、体型。
でも、子供の頃から、努力って苦手だし、減量なんてムリ、ムリ。夜のビールやめるくらいなら、死んだ方がまし。
半年前、テレビの通販で買っちゃった。ジョーバ運動。苦労しなくてやせるって言うし。でもね……1ヶ月でやめちゃった。意志弱いし。ローンだけ 残っちゃったよ~。安いんだよ。月4600円で、40回払い。でも、テレビで偉そうな先生も効果あるって言ってたし、ちゃんとやればやせれたんだよね~。
母も前に、キンギョ運動っての買って、やめちゃったんだよね。親子で同じような失敗してるって笑えない?パートで稼いだお金パーだって。私がやってみようかな。ジョーバ運動よりラクそうだし。
何人もの男とつきあったけど、男ってムカつく。結局、容姿しか頭にないってのがミエミエ。女バカにしてない?絶対、すごいダイエットの方法見つけて仰天させてやるんだから。
でも、結局、なんか能力がないとなめられちゃうんだよね。かっこいい自立した女性にあこがれるな~。経済とか法律とかできると、あんなに男達にナメられなくてすむよね。昨日ニュースに出てた達摩さんなんてかっこいいな。英語ペラペラだしね。
私だって、英語とかできると、もっと目立つよね。ヒカルとか、タツヤとかに捨てられることもなかったかも。いいな~、英語。カッコいい。
あっ、そうそう、関係ないんだけど、昨日テレビでスゴイのやってた。なんか、モバラタカユキ…..??って人、肩に手、置いただけで、その人の過去 がわかるんだって。そういうのってインチキくさいの多いんだけど、あれはホンモノだよ。いっしょに出てた、大学の先生もスゴイって言ってた。霊ってやっぱ いるんだよ。

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(この文章は、世間の状況や、実際の教育とは全く関係ない、娯楽として読むためのフィクションです。いかなる実在の団体や手法を批判するわけでも何でもなく、ただ笑って楽しむための娯楽小説です。深い意味はまったくありません。)

英語学習つれづれ草⑥

【英語学習つれづれ草⑥】

(この文章は、世間の状況や、実際の教育とは全く関係ない、娯楽として読むためのフィクションです。いかなる実在の団体や手法を批判するわけでも何でもなく、ただ笑って楽しむための娯楽小説です。)

あくまでも娯楽小説
「怪文書」

「全文和訳方式」による英語授業の省力化について

---英語教育を守る会

暑い日々が続きますが、会員の皆様はお元気でお過ごしでしょうか。熱中症のニュースが毎日のように世間を騒がせております。どうぞ、お体にお気をつけてお過ごしください。
さて、今回のニュースレターでは、忙しい英語の先生方のために、最小の努力で授業をこなすための省力化の方法を伝授いたします。この方法を使えば、教える側の努力は最小限ですみ、授業以外のことにたっぷりと時間が確保できます。少しでも授業に費やすエネルギーを少なくするためにお役立てください。
この方法を採用した場合、生徒は英語ができるようになりません。しかし、父母の皆さんや校長に手抜きがバレることもほとんどなく、生徒が一生懸命勉強しているように「見せる」ことができます。進学校の先生方が手抜きをするために昔から守り抜いてきた、省力化の手法です。(この文章は完全なる娯楽フィクションです。)
この方法では、教師はほとんど作業をせず、雑用はすべて、「学習」という名目のもとに生徒にやらせることができます。教科書の単語の意味リスト作りのような面倒な雑用は「宿題」「予習」という名のもとに、生徒にやらせます。
生徒は大量の単語の意味調べで数時間は忙殺されます。机に付いている姿を見て、御父母の皆さんも、雑用をしているのではなく、英語を勉強しているのだと勘違いしてくれます。「熱心な学校」を印象づけることができるわけです。
「なぜ意味リストを学校で配布し、効率を高めてくれないのか。」などという苦情が生徒側から出た場合には、「辞書がボロボロになるまでひくのが英語の学習だ。」「功利主義は教育の理念に反する。」などといえば、多くの場合、撃退することができます。(この文章は完全なる娯楽フィクションです。)
さらに生徒が勉強しているように見せるには、教科書の本文をきれいにノートに写すことを宿題にしましょう。これで、また数時間の疑似学習時間を稼ぐことができます。生徒も達成感を得て、勉強したと勘違いしてくれます。
そして、さらに「全文和訳」をさせるわけです。これらの予習作業で忙殺されている子供を見て、御父母の皆さんはすっかり「学校はよくうちの子を勉強させてくれている。」と思いこんでくれます。日本では御父母の皆さんも英語が苦手なことが多いので、まずこれを怪しまれることはありません。(この文章は完全なる娯楽フィクションです。)
もしも、英語に堪能な御父母から「なんでこんな意味のない英語の学び方をするのか。」などという苦情が出た場合には、「大学受験では和訳が出る。受験英語は実用英語とは違う。大学が求めるのは実用的な英語ではない。」という理論で撃退しましょう。多くの場合御父母の皆さんは、「大学受験、進学」という言葉を巧みに使えば引き下がってくれます。
その際に、実際の受験英語が今や実用的なものに変わってしまっている、和訳の問題は一部であるということがばれないようにします。御父母の皆さんには、昭和初期の入試問題などを参考に見ていただくとよいでしょう。(この文章は完全なる娯楽フィクションです)
さて、授業すべてを教師がやると、大変な体力を消費します。そこで「全文和訳方式」が威力を発揮します。生徒を指名して一文ずつ訳を発表させるのです。教師は椅子に座ったままでいることができます。面白い訳が飛び出し、教室の笑いを誘うこともできるかもしれません。教師のあなたはただ指名するだけです。(この文章は完全なる娯楽フィクションです)
さて、生徒に発表させるだけでは、さすがに教師も退屈なので、マニュアル中の全文和訳をゆっくり読み上げ、生徒に書き取りをやらせましょう。その際に、マニュアルの文法説明を少し加えると、親切に授業をしている印象を生徒に与えることができます。
生徒は手を動かしているため、勉強していると錯覚をし、授業に適度な達成感を得ることができます。授業の終わりには、次の「予習」の指示を生徒に与えて、さらに生徒を忙殺しましょう。(この文章は完全なる娯楽フィクションです)
この方法を使えば、教師に英語の実力は必要ありません。昨今は、英語の教師に対しての実力要求が強くなっています。しかしこの方法を使えば、かなりの高度な英文でも、教師の実力に関係なく、きちんと教えたように見せることができます。模範和訳と文法の注釈さえあれば、予習もほとんど必要ありません。英語を話す必要は皆無です。すべてが日本語だけで完了します。(この文章は完全なる娯楽フィクションです。)
英語という科目に関しては、正しい学習法をおぼえてしまった生徒が、教師よりもできるようになるという困った事態がたびたび生じます。しかし、この方法を使えば、生徒の実力は、努力してもさほど高まらないため、教師の実力に生徒が疑問を持つなどという事態も起こらないでしょう。
「全文和訳」は英語教師の労力を最小限にし、生徒や父母に対しての面目を保つための、最高の教授法なのです。(この文章は完全なる娯楽フィクションです)
ご存じのこととは思いますが、このレターは外部に流出しないように「極秘扱い」としてください。もしも、この手抜きの方法が、世間から大々的に糾弾されてしまうと、実用的な英語を教える授業への、全面的な切り替えがなされてしまいます。
そうすると、英語教師は日々のサブ教材の準備や発音模範の練習、授業のシミュレーション、実用英語研修などに追い回されることになります。音読や暗唱などという面倒で疲れる指導をやらなければなりません。また、TOEICテストやTOEFLテストなどの点数を要求されることになり、日々英語を勉強しなければならなくなってしまいます。英語ができないと英語を教えることができないという最悪の事態になってしまうのです。(この文章は完全なる娯楽フィクションです)
先人達が築き上げてきた英語教師の聖域を守り抜きましょう。グローバル化や実業界の要請に押されて、「全文和訳教育」の砦を崩してはなりません。学校や受験の英語と実用的な英語は別なのだと世間に信じさせましょう。古き良き伝統を守り抜くのです。今こそ、守る会の英語教師が団結する時です。
次回のニュースレターでは、大量のプリント課題を与えることによる省力化と課外授業のこなし方をお伝えいたします。お楽しみに。

今日の名言: 「事実は小説よりも奇なり」---バイロン

(この文章は、世間の実情や、実際の教育とは全く関係ない、娯楽として読むためのフィクションです。いかなる実在の団体や手法を批判するわけでも何でもなく、ただ笑って楽しむための娯楽小説です。再度強調しておきます。この文章は完全なる娯楽フィクションです。うそっぱちです。事実としての根拠はこれっぽっちもありません。酔った著者のバカな妄想です。)

この小説の著作権は、すべて著者に帰属するものであり、本文章をあらゆる教育機関や公共の場において、複製・印刷・掲示・配布すること、またホームページ等に転載することは、全面的に許可し、奨励します。とりわけ、印刷して生徒や父母に配布することは、断じて懇願いたします。

英語学習つれづれ草⑦

【英語学習つれづれ草⑦】

諸君、バランスだよ!バランス!

何度もいうけれど、英語学習で大切なのはバランスである!一本化は失敗の王道なのである。例えば、リーディングに関してだが、「精読が大事だと言われれば精読だけやる。」「多読が大事だと言われれば多読だけやる。」「論理が大事だと言われれば論理をつまむ練習しかやらない。」というふうに、ひとつで済まそうとするわけだ。
でも、精読も多読も論理も大事に決まっているわけで、それをひとつに絞ろうとしている時点でもう失敗しているのだ。
読解の力をきちんと養成するには、構造的にも語彙的にも良く理解した英文を何度も音読し、100パーセント理解できようになることが
大事だ。これが精読である。私と、清水かつぞー先生の大師匠である、同時通訳の神様、國弘正雄先生はこの学習法を「只管朗読」と呼ばれた。(只管朗読についてはまた説明しよう。)
しかし、精読ばかりでは、英文に対する経験値が不足する。そこで多読の出番なわけだ。英語の反射神経を磨くわけだね。多読するときには、辞書で調べたり、細かいところを追求してはならない。知らない単語があっても、適当に推測しながら流していく。だから、語彙レベルの低い素材を使おう。英検のレベルで言えば、君の実力より1〜2級分くらい下げればいいだろう。あくまでも読書なんだから、読み捨てにしていく。多読は英文読解の練習試合みたいなものだ。
上記二つの学習でも、センターやTOEICくらいなら、なんとかなるかもしれないが、ちょっと難しい英文になると、一文一文は読めても結局全体で何が言いたいのかがわかっていないという学習者によく遭遇する。そういう人は、本文の論理を追いながら、要約する訓練をしなくちゃいけない。(うらやましいことに、もともと頭がいい人は何もやらなくても、普通にできちゃうんだけどね。)
こんなふうに、R, L, S, W, V, Gの、Rひとつとってみても、こんなにバランスが大切なんだ。全部のバランスを調整しながら学習を進めること。そしてその中心に反射神経の要請である音声学習を置くこと。
そう考えると、英語学習ってのは、バランス曲芸みたいなもんだ。

英語学習つれづれ草⑧

【英語学習つれづれ草⑧】

野球リーグでぼろ負けして最下位になったチームが「でもうちはパスだけはすごいんです。」とか「グローブだけは立派なんです。」とか必死に言い訳しているのは見苦しい。審判が悪い、ルールが悪いと騒いでも、残念ながら、負けは負けだ。
韓国と日本は、野球やサッカーではいいライバルだ。しかし、英語の実力となると、韓国に雲泥の差をつけられてしまった。TOEICやTOEFLなどの国際比較でも大きな差がついている。人口が半分以下の韓国の方が、受験者が多いにもかかわらずだ。
こんな国際比較の話を持ち出すと、必ず耳にするのが、「いや、日本人は文法力では負けてない。」とか「細かいところを分析する力は日本の方が上だ。」という議論だ。でも試合では完全
に負けているわけだし、TOEICやTOEFLがよくないとルールにいちゃもんをつけるのも見苦しい。
韓国は韓国で、いろいろ問題はあるのだろうが、語学教育に関しては日本よりはるかに成功している。私が初めて訪問した20年くらい前の韓国人の英語力は、日本と変わらなかったのに。
韓国は経済の破綻をきっかけに英語教育を改革することを国是とした。個別の大学に勝手な問題を作らせないで、音声と速読を中心とし、実用的な英語を試す試験、つまり、TOEFLやTOEIC、独自のTEPSなどの、ローカル言語を使わない試験を入試にどんどん取り入れた。今では、全国の数百の高校にコンピュータテストセンターがあり、LRSWの4技能をバランス良く測定するNEATという資格試験で大学入試の判定がされるようになった。ローカル言語の韓国語はテストでは使用されない。ローカル言語とマニアックな問題満載でRばかりを試す日本の入試とは大違いである。
TOEICテストのバランスの悪さにもいち早く気がつき、TOEICスピーキングテストが、企業ではどんどん導入され、日本の数十倍の人が受験している。
この大きな流れの中では、中学生も、高校生も、大学生も、社会人も4技能バランス良く学ばざるを得ない。そうしないと評価されないのだから。
「テストのために英語を学ぶのは良いのかどうか。」という議論をし始めると、禅問答になり、変革に何十年もかかるだろう。でも、テストの仕組みを変える応急処置をすれば、まずは、隣の国にかなり追いつけるし、それなりにみんなが英語を話せるようになるだろう。禅問答はそれからゆっくりやればよい。
ピーナッツを学ぶ諸君は、大学入試など蹴散らして、韓国と戦う日本代表選手だ。音読学習で真の英語力を磨いて勝負に備えろ!
待ってろよ!韓国!英語でもライバルになってやるぜ!

英語学習つれづれ草⑨

【英語学習つれづれ草⑨】

棒読み禁止令が発令されました。
全国の音読学習指導者よ!以下の内容を掲示・流布しよう!

音読学習が英語学習の方法として定着しているのはうれしい限りだ。しかし、受験生などの音読を見ていると、時々、音読ではなくて「棒読み」のように感じる。ただ、ノルマを決めて回数をこなすだけではダメだ。目標回数を決めるのはかまわない。でも、「正しい読み方でやった結果、回数が積もった」となるように、一回、一回を集中してやらなきゃ、意味ないよ。
「成績を上げるために音読をしなきゃ。」という発想自体が根本的に間違っている。音読は英語力を磨くためにやるのだ。英語力を磨けば成績なんか上がるに決まっている。偏差値の事なんかはしばらく忘れときゃあいい。

★棒読み禁止令★

心を込めて味わいながら読め。
読みながら作者とシンクロせよ。
意味を頭に描きながら読め。
時々止まって、内容を大まかにつかめ。
パラグラフの終わりでは、一度止まって全体を考えよ。
時には、CDをまねしながら発音練習をせよ。
笑ったり、怒ったり、共感したりしながら文に反応せよ。
時々、感想を言え。
リズム感を大切にせよ。
リピーティング用のポーズのあるCDを使ってみよ。
テキストを見ないで、耳だけでリピーティングせよ。
その際にも意味をじっくり味わえ。
英語が話せるようになりたいという夢を持て。
身振り手振りをつけて音読せよ。
とにかく魂を込めて読め。

★上記を必ず実行しよう★

英語はやり方ずれていると、努力が無になってしまう、ある意味怖い教科なのだ。「棒読み」でがんばっても、効果はない。一読入魂の精神で読むことが大事だ。回数も大事だが、やっぱり、勉強は濃さで勝負だよ。

英語学習つれづれ草⑩

【英語学習つれづれ草⑩】

こんな夢を見た。

日本の企業の経営者は皆、LRだけのTOEICテストでは、英語の総合力、特に話す力は全く測れないことについに気がついた。各社がこぞってスピーキングテストを採用し、社員はスピーキングテストに向けての勉強に精を出すようになった。(もちろん、スピーキングテストの中には、読解とリスニングも含まれているし、ちゃんとした英語が話せる人は当然書けもするわけだから、TOEICスピーキングテストは精度が高い。)
スピーキングテストに役に立たない不真面目な学習法は淘汰され、皆がピーちゃんの表紙の本をもって、音読しながら発信
力を磨いている。「只管朗読」という言葉も現代用語の基礎知識についに掲載された。本屋からも、マニアックな本やインチキな本は消えていった。
スピーキングテストでは、表面的な発音のかっこよさやそれっぽさではなく、しっかりと伝えることや論理性が試される。人々は多少のローカルアクセントは残っても、恥ずかしがらずに堂々と英語でプレゼンをするようになった。
日本のビジネスマンは、海外でも物怖じせずにどんどん発言したり、セールスをすることができるようになった。そして、もう日本人は英語ができないとバカにする外国人はいなくなった。

こんな夢を見た。

文科省はついに日本の大学入試の英語が異常に偏っている事が、日本人の英語力を引き下げている悪の根源だということに気がついた。センター試験の英語は大改革され、リスニング50パーセント、リーディング50パーセントとなった。ローカル言語も使用しなくなった。
人をおちょくったようなわけのわからない選択肢を作っていた作成委員はクビにした。リスニングテストでも、英文は一度しか読まなくなった。また、いかにも日本的でマニアックな「並べ替え問題」や「発音・アクセント問題」もなくした。二次試験では、パソコンや面接によるスピーキングテストとライティングテストが義務づけられた。
また、センター試験だけではなく、同様の資格試験を何度も実施することにより、複数回のチャンスを若者たちに与えることができるようになった。
中学・高校・塾・予備校の、教師のために作られたような偏った英語教育は、一度完全に崩壊し、授業は真剣に英語の発話力を身につけようとする教師たちと、4技能を高めようとする生徒たちの練習道場と化した。教室からは、教師の日本語よりも、生徒が英語を読んだり、話したりする白熱した声がたくさん聞こえてくるようになった。
日本の発信力はどんどん増していき、日本の製品はますます世界の人たちのあこがれとなり、日本の技術は世界の尊敬を集め、日本の文化は世界の人たちを大いに楽しませるようになった。たくさんの外国人が日本を訪れ、平和を愛する日本は国際政治でも大きなプレゼンスを示すようになった。

でも夢だった。

英語学習つれづれ草⑪

【英語学習つれづれ草⑪】

僕は昔から、カラオケで洋楽を歌うのは、最強の英語の学習法だと信じている。というのも、英語学習のすべての過程がカラオケには入っているからだ。
まずは、たくさん曲を聴いてリスニングしなければならない。そして、聞こえないところは歌詞カードでチェックする。これは「精聴学習」の基本だ。今度は、歌を聴いて摸写しなければならない。これはリピーティングだ。歌詞カードを見ながらいっしょに歌えばアイ・シャドウイング、そして見ないでちょっと遅れてまねすれば、シャドウイング。そして、歌詞をおぼえれば、文例暗唱だ。ちゃんと歌うためには、歌詞の意味を理解しなければならないから、直読直解も必要だ。最後は、歌詞を見ないで歌えるようにする。これは全文の暗唱、つまりリプロダクションだ。
マニアックな理屈を研究しているヒマがあったら、カラオケボックスに通いつめた方がよっぽど英語はできるようになるよね。ピー単もカラオケみたいに勉強してね。
でも、僕は今、韓流バラードばっかり歌ってるけどね。

英語学習つれづれ草⑫

【英語学習つれづれ草⑫】

情報が増えたら、かえって大変になっちゃったね!

インターネットの発達で、生の英語に触れる機会が増えれば、平均的な英語力は上がるだろうと誰もが思っていたが、意外にそうでもない。また、安価にネイティブスピーカーのCD付きの本が売られているのは、昔と比べると夢のような状況だが、だからといって、日本人の平均的英語力が劇的に向上したわけではない。どうしてだ?
日本は、方法論を熟知し、選択眼をもった学習者にとっては、英語学習教材パラダイスだ。ありとあらゆるニーズに応える英語学習教材が必ず見つかる。でも、今、いちばん必要なのは、あやしいキャッチフレーズのウソを見抜き、自分に必要なものを選び抜く選択眼だ。また、次から次と教材を変えず、選んだものを徹底的に反復し、音読をするしつこさだ。
そういえば、僕の大学生時代は、生の英語に対する渇望があった。ちょっとでも生の英語が聞けるものなら、必死で耳を傾けて聞こうとしたものだった。教材だって、ネイティブの吹き込んだカセットテープが数千円はした。だから、テープが伸びるまで繰り返し聞いたもんだ。
もしかしたら、今の学習者に必要なのは、情報を遮断して絞り込む能力なのかもしれないね。例えば、しばらくの間、単語に関しては、このピー単だけを、ボロボロになるまで、繰り返し音読したり摸写してごらん。ただ、無意味に量だけこなすより、英語ができるようになることは保証するよ。

英語学習つれづれ草⑬

【英語学習つれづれ草⑬】

英語は机で勉強するな!

「英語は机で勉強するな!」僕はこのスローガンを掲げて、音読訓練教育の普及活動をしている。そんなタイトルの本まで出したことがある。そこまで、このスローガンにこだわる理由は、特に高校生の勉強スタイルが、机にへばりついた音声を無視したものに陥っているからだ。
別に僕は、全く机で勉強するなと言っているわけではない。机で勉強する時間と音声を使って勉強する時間を少なくとも半々にしろといっているわけだ。高校生たちは英語の勉強といえば、大量のプリントの束や、何冊もの分厚い文法中心の参考書ばかりを静かな空間でやり始める。
残念ながら、そんなふうにして、相当に努力しているにもかかわらず、英語の成績が全然上がらない人が多いのだ。そして、あの簡単すぎると批判されるセンター試験ですら、たいした点がとれない。
僕はそんな困っている生徒たちに、英語の勉強時間の少なくとも半分は机を離れて、音読訓練をしながら勉強するようにすすめている。そのアドバイスにきちんと従ってくれた生徒たちが、英語が大好きになって、その結果点数が上がったのを、これまでに数え切れないくらい見てきたよ。
「英語は机で勉強するな!」君の机にこのスローガンを貼っておいてくれ!
でも、「勉強するな!」ってところだけ拡大解釈しないようにくれぐれも注意だよ。

英語学習つれづれ草⑭

【英語学習つれづれ草⑭】

只管朗読のすすめ

「只管朗読」という言葉がある。これは、日本の同時通訳の草分けであり、同日通訳の神様と呼ばれる國弘正雄先生の造語である。これは、集中し英文を声に出して読むことを禅の只管打坐になぞらえて先生が作られたことばである。
表面的に構造や意味を理解するだけではなく、その英文の意味が骨の髄にしみこむまで、音読をくりかえすという事である。
しかし、只管朗読はただ単に繰り返して英文を音読することではない。それでは、ただ単に回数と時間をこなすだけの棒読みになってしまうからだ。一度一度の朗読をする際には、その英文との出会いを一期一会と考え、最大の礼を払い、最大の集中力を込めて読むのである。まさに一読入魂だ。(これは僕
が作った)この精神をもってして初めて只管朗読の行は完成するのである。
もちろん、現代の只管朗読は、技術の発達と共に進化した。現地人の英語を最大の集中力で聴き、その後に同じ音を再生しようとする行(リピーティング)、また、現地人の音に合わせて読む行(アイ・シャドウイング)、現地人の音を耳だけで聞き取りながら追いかけて再生する行(シャドウイング)。これらの三行は只管摸写とも言えるだろう。
この只管朗読の行により、すべての英語力のベースとなる反射神経としての英語の知識を内在化させることができる。
現在、実用英語や外交の世界で働いている人には、國弘チルドレンが多いはずだ。僕も国弘先生にあこがれて英語の勉強を続けてきた。
英語の反射神経がますます重要になっている今こそ、只管朗読という勉強法を現代的な形でますます、英語教育の世界に広めていく時ではないだろうか?

英語学習つれづれ草⑮

【英語学習つれづれ草⑮】

音読筆写のすすめ

只管朗読と共に、國弘正雄先生の提唱された勉強法に「音読筆写」がある。これは、声に出し英文を読み、それを紙に書き写すという単純な学習法である。これもまた、大変有益な学習法である。静かな部屋で机にへばりついてやる学習とは、声を使い反射神経を鍛えるという点で完全に一線を画している。
さて、只管朗読と同様に、この音読筆写もやり方を誤ってはならない。まずは只管朗読・只管摸写により、現地人の読みに自分の読みを近づける事を先行させるべきである。その後、音読筆写にうつるとよい。
単語単位で筆写してはならない。最低でも意味単位(センスグループ)、できれば、一文ごとに暗唱しながら筆写するので
ある。まずは英文に対する礼を払いながら、心を込めて音読する。そして、その内容を暗唱した上で、またもや声に出しながら、筆者になりきったつもりで文を書き写すのである。
いうまでもなく、英作文とは、母語として英語を使用する現地人の頻繁に使用している表現を盗み、組み合わせるという作業である。この音読筆写により、現地人の表現を盗み、英作文の基礎を身につけるわけである。
また、只管打坐・音読筆写をする際には、全体の論理の流れにも注意を払わねばならない。英語の持つ明快な論理を内在化させることも、これらの行のもつ目的のひとつだからだ。
これらに加えて、もう一つの行として、僕が提唱したいのは、暗唱音読である。まずは一文を声に出して読み、それを暗唱する。一度で暗唱できなければ、二度、三度と読む。さらに、英文を見ずに、自分の言葉としてその文を発話してみる。これを繰り返しながら、文章を朗読するのがこの暗唱音読の行である。この行は、特に英語プレゼンテーションの訓練として有効である。

英語学習つれづれ草⑯

【英語学習つれづれ草⑯】

英文を「読むこと」「訳すこと」

英語学習の初級レベルでは、「英語を読むこと」イコール「英語を日本語に訳すこと」という勘違いをしている人が多い。しかしながら、英語が堪能な人は、ある程度のレベルの英文までは、読む際に日本を介在させていないのだ。
僕自身も、新聞や小説を読むときや、資格試験を解いている時には、日本語に訳しながら読んでいるわけではない。レベルの高い英文を読んでいるときに、「あれっ、これはどういうことかな?」と考えるときに、日本語が出てきて補助的に日本語を使う程度
だ。
音読を習慣化すると言うことは、いちいち英文を日本語に訳しながら理解するという悪癖をなくす訓練になる。また、修飾部分から訳しあげるという、いかにも日本式の返り読みを阻止することもできる。いわいる「直読直解」を可能にするわけだ。
この「直読直解」は、時間の余裕を与えないリスニングやスピーキングにおいては、絶対条件である。聞きながら、日本語に直すなどという離れ業は、何年間もの特別な訓練を受けた同時通訳者たちだけに可能な、特殊な技術であり、普通の人間にできる芸当ではない。もちろん、僕もできない。僕は同時通訳という仕事をしているわけではないし、聞いてわかるだけでよいならば、日本語に直す必要はないからだ。
もちろん、僕も肩書き上は「通訳」ではあるが、僕には同時通訳はできない。僕は専門的でない英語の逐次通訳ができるだけだ。僕が通訳をする場合は、まず英語をきいて、その意味を直読直解する。もちろん、仕事や生活、資格試験ではそれだけで、こと足りる。しかし、通訳となるとそうはいかないわけだ。待っているお客さんのために、そうやって理解した概念を日本語に変えなければならないわけだから。つまり、日本語に直すというのは、お客様のためにやるオプションなのだ。
もちろん、現実問題として、学習の場では、時には日本語に訳して意味を確認したり、英語を日本語に変換したりする作業や練習はある程度必要である。(英・日が反対だけれど、このピーナッツもそうだね。)それはあくまでも確認作業であることを心にとめておかねばならない。また、概念が高度すぎて母語による思考力を借りなければならないような場合も例外である。
そのようなことを理解した上で、英語の読解の訓練では、音読による直読直解の訓練をメインに置くべきなのである。

英語学習つれづれ草⑰

【英語学習つれづれ草⑰】

純ジャパコンプレックスを克服しろ!

ハッキリ言って、英語に関しては、僕はコンプレックスの塊だ。僕は福岡県の公立中学と公立高校で英語を習った。田舎で浪人した末、清水かつぞーをはじめとする先生方の助けもあり、なんとか東京の英語で有名な大学に入学することができた。
しかし、発音記号も読めないし、英語も全く宇宙語にしか聞こえない私の前に現れたのは「帰国子女」という、生まれて初めて遭遇する人たちだった。大学受験の英語ができたくらいで、英語がある程度できると勘違いしていた僕はどん底に突き落とされた。
圧倒的な差であった。とても追いつけるとは思えなかった。
そんなこんなで、大学1年生の時は、英語から逃避して過ごしていた。さすがにそんな事ではダメだと、いくつかのきっかけから猛勉強を再開した僕の前に現れたのが、「政治経済英語特講①②」の國弘正雄先生だった。
國弘先生の英語は、日本人が国際人としてこういう英語を話すべきだという英語を具現化してくれていた。アメリカ人のようではないけれども、非常にハッキリしたどの国の人にもわかりやすいだろうと思える英語だった。
あるとき、アメリカの有名な上院議員と國弘正雄先生との公開パネルディスカッションが大学で行われた。アメリカの若く元気な上院議員と小さな体の國弘先生は、アメリカの様々な政治経済の問題について議論を交わした。ふだんは日本人の英語をよくバカにしていた外国人留学生や帰国子女たちもこのディスカッションには圧倒されて聞き入っていた。また、その当時、アメリカのテレビ番組で日本人としてジョークを交えて堂々として話す、大前研一氏の明快な英語も僕に勇気を与えてくれた。
國弘正雄先生の講義でさらにすごかったのは、その圧倒的な日本語の弁舌力だった。国会議員になられてからも、国会中継でその歯切れのよい日本語をよく拝聴することができた。
國弘先生はその人生の多くをアメリカですごされたが、若い時期は日本で過ごされ、日本語の読書に没頭し、また、漢文の素読をよくされたそうである。日本語で培った知識と論理性が先生の英語力の基礎となっていることは、純ジャパニーズの僕に大いなる自身を与えてくれた。
その國弘先生が、授業でよく語られた勉強法が只管朗読だったわけだ。また、清水かつぞー先生が國弘先生の愛弟子であったことも僕に自信を与えてくれた。
そんなこんなで、僕はプレゼンテーションというものは、表面的な響きのよさよりも、内容で勝負するのだということに気づいた。さらに、アメリカ旅行で出会った外国人たちの英語に触れるなど、様々な経験を重ね、下手な英語だろうが、何だろうが、話す内容と人間性で勝負すべきだということをおぼえた。
もちろん、発音を常に矯正しようという努力は非常に重要である。これは絶対に過小評価してはならない。しかし、発音が不完全であることを恥じて、自分の発信したいことを語らないのは人生の無駄遣いだ。発音は英語を使いながら、直していけば良いのである。とにかく語る内容よりも大切なものはないのだから。
日本人は「ネイティブ」という言葉に対して強烈なコンプレックスと過度なあこがれを持っていると思う。英語の本の売り場を見るとわかる。さらに、多くの日本人が「ネイティブの英語」と呼んでいるのは「標準米語」である。米国の地域のなまり、ニュージーランドやオーストラリアの英語、時にはイギリスの英語すら許容しない人もいる。
それに加えて、日本人の発音批判癖(これに関してはアメリカ人にもそういう人がたまにいる)が日本人が英語を話すことの邪魔をしている。人の発音の表面ばかりチェックして内容を聞かない人が多いのである。
だから、僕は、学習者の皆さんには、他人の発音については絶対コメントしないようにアドバイスしている。テレビに出てくる人でも、前でしゃべっている人に関しても、その人の発音に関しては絶対にコメントしてはならない。褒めるのもダメだ。そうすると今度は自分の発音に対して意識過剰になる。
コメントして良いのは「内容」だけにする。そうするようにすると、きっと言葉が本来何のために存在しているのかが、きっと見えてくるはずだ。
しつこいようだが、発音を常に矯正する努力は非常に大切である。しかし、発音コンプレックスを発信の阻害要因にしてはならない。完璧になってから話そうというのでは、話す時期が短くなりすぎる。
頼みもしないのに、あなたの英語に関してコメントしてくるようなお節介な人たちとは付き合わなければいい。気にする必要はない。発音を常に直していこうという気持ちだけ持っていればいいのだ。コミュニケーションにおいては「内容」よりも大切なものはないのだから。
少なくとも、僕はそう考えている。
そうしないと、短い人生の中で、発信したいことを全部発信する時間がなくなってしまうよ。

英語学習つれづれ草⑱

【英語学習つれづれ草⑱】

空想小説:A君とB君の体験談

A:仕事が終わって、飲んだり食べたりしているうちにすっかり太ってしまった。
B:高校を卒業して、怠けているうちにすっかり英語ができなくなってしまった。
A:ダイエットをしなければいけないとはわかっているが、夜に食べることはやめたくない。
B:英語を勉強しなければならないと思うが、本気で努力してまではやりたくたくない。

A:そんなある日、広告で「食べながら、ラクラク、すぐに痩せる、カエル運動」を発見した。
B:そんなある日、広告で「勉強せずに、ラクラク、すぐに話せる、カワル学習」を発見した。
A:価格は、月割りで5千円くらいだし、失敗すればやめればいいと思い、とりあえず1回分を自動継続で申し込んだ。
B:価格は、月割りで5千円くらいだし、失敗すればやめればいいと思い、とりあえず1回分を自動継続で申し込んだ。
A:最初の一ヶ月、ブックレットを読み、毎日テレビを見ながら、カエル運動をやってみた。体重は変わらないが、なんか体が軽くなったような気がした。
B:最初の一ヶ月、ブックレットを読み、毎日家事をしながら、カワル学習をやってみた。なんか英語ができるようになった気がした。
A:なんとなく面倒になり、徐々にカエル運動をやらなくなった。でもまたちゃんとやろうと思ってテレビの前に置いておいた。
B:なんとなく面倒になり、徐々にカワル学習をやらなくなった。でもまたちゃんとやろうと思って食卓の上に置いておいた。
A:結局、支払いが終わった頃には全くやらなくなった。結局体重は少し増えた。
B:結局、支払いが終わった頃には全くやらなくなった。結局英語はさっぱり話せるようにならなかった。
A:押し入れにカエル運動を片付け、なかったことにした。
B:押し入れにカワル学習を片付け、なかったことにした。
A:一年後、このことはすっかり忘れてしまった。
B:一年後、このことはすっかり忘れてしまった。
A:二年後の春、体重は変わっていなかった。何とかしなければならないとあせっていた。
B:二年後の春、英語をますます忘れていた。何とかしなければならないとあせっていた。
A:テレビで、食べながら痩せた人の話をやっていた。どこかの大学の博士が語っていて、信頼できそうだと思った。
B:テレビで、簡単に英語をマスターした人の話をやっていた。どこかの大学の博士が語っていて、信頼できそうだと思った。
A:とりあえず、セットを申し込んでみた。
B:とりあえず、セットを申し込んでみた。
A:やっぱりダメだった。
B:やっぱりダメだった。

〜決意〜

A:テレビや新聞の広告は信じないことにした。そして、一番厳しいことが書いてある、栄養学に基づいた本を信じて、食事のコントロールと運動を毎日続けた。ときに仲間たちと励まし合った。
B:テレビや新聞の広告は信じないことにした。そして、一番厳しいことが書いてある、ピー君の表紙の本を信じて、毎日只管朗読、や音読筆写に打ち込んで勉強した。ときに仲間たちと励まし合った。
A:一年後、晴れてスリムな自分を手に入れた。そしてきちんとした食事が習慣となった。
B:一年後、晴れて英語がかなりできるようになってきた。そしてきちんとした学習習慣が身についた。

英語学習つれづれ草⑲

【英語学習つれづれ草⑲】

多いにこしたことはない!いろいろやってみればいい!

「どうやったら単語がすぐにおぼえられますか?」という質問を良く受ける。厳しいことを言うようだが、その人がその質問をしているマインドセットこそが、その人が単語をおぼえられない最大の理由だ。
質問者の期待に反して、単語を暗記するための単純な解決策はない。「例文の中でおぼえる」「記憶の薄いところを集中して攻める」「短期サイクルと長期サイクルを繰り返して記憶を定着させる」「手帳やスマートフォンに出会った単語をメモする」「英文の中で出てきた知らない単語をチェックする」「語源や接尾辞接頭辞を使っておぼえる」「声に出して日本語から英語に変えながら読む」「その逆もやる」「書きながらおぼえる。」
「身振り手振りをつけてイメージで単語をつかむ」「和英辞典や英和辞典をまめに引く」「英英辞典の定義でイメージをつかむ」「日本語のカタカナ語の発音を直しながらおぼえる」僕はこれらを全部やってきたし、今でもやっている。このピー単は、そのようなたくさんある努力のなかの、あくまでも「ひとつの」効率的方法である。
もう一つの良くある質問は「この単語集をやれば足りますか。」という質問である。単語集のコラムでこんな事を書くことは、ピー単の読者にしか許されないと思うが、このような人は単語集に淡い期待を寄せすぎている。単語集一冊で語彙修得の問題が解決するほど、語学の世界は甘くない。単語を習得するというのは、ありとあらゆる手段で知識をインストールし、それを有機化するという長期に及ぶ大事業なのだから。
このピー単ベーシックは、たぶん英語を使う限り一生続いていく、その大事業の序章なのである。

英語学習つれづれ草⑳

【英語学習つれづれ草⑳】

「ラク」と「タノシイ」は違うのだ!

「楽」という漢字には、ふたつの意味がある。ひとつは「努力をしないで」という意味だ。そして、もう一つは「わくわくするやり方で」という意味だ。語学学習では、前者は失敗に通じ、後者は成功に通じる。
いうまでもなく、語学とは何年にもわたる大事業だ。1年やそこらで外国語ができるようになどといううまい話は、怪しい宣伝文句の中にしかない。
さて、韓国語で「勉強する」は「공부하다」だ。これは日本語に直訳すると「工夫する」という意味になる。僕は、語学の勉強を長続きさせるには、努力を
しながらも、わくわくする工夫をたくさんすべきだと思っている。いくら語学学習の中心は反復と刷り込みだとしても、まったく遊びがないのでは継続はつらい。
うまく工夫すれば、自分自身に努力を努力を思わせない方法はたくさんある。特に多聴と多読の分野ではいくらでも勉強を楽しくする工夫ができる。
僕は、多聴や多読の練習用には、とことん楽しい教材を選ぶようにしている。僕が多聴の練習に使っているのは、アメリカのドラマと日本アニメのアメリカ版である。日本のテレビを見るかわりにいつもそれらをつけっぱなしにして楽しんでいる。言葉が英語なので、はたから見ると勉強しているように見えるかもしれないが、本人には勉強している気持ちはこれっぽっちもない。遊んでいるだけだ。
また、多読の教材には、B級の小説や日本のマンガのアメリカ版を使っている。これらならどんなに疲れていても、なんとか楽しむことができる。
多聴・多読以外にも、洋楽カラオケを使って精聴や発音の訓練をするのもまた楽しい。あなたが男性であれば、少々エッチな小説で精読すれば、なぜか時間を忘れて辞書を引きまくるだろう。また、自分の大好きなスターの記事を追いかけるのもいいだろう。
語学の勉強はラクなものではないが、タノシクすることはいくらでもできるのだ。
でも、本当に語学で伸びる人は、ピー単のような反復練習にも快感をおぼえる人も多いんだけどね。

最後に

如何だったでしょうか?

私は他にも、安河内先生の英語の勉強の参考書のまとめ記事なども書いています。

元家庭教師が「英文法」を中学~高校レベルまで完璧に出来る参考書・問題集を教える!

英語の文法の復習を中学生や高校生レベルからやりたい方などは、是非参考にしてみてください。

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だいちゃん(∀)

フリーライター・ハイパーメディアブロガー 1級身体障害者 年間500冊ほどの本を読む読書マニア。勉強好きの資格マニア。簿記や法律に強い。 暗い記事も書くけど、なんだかんだで自分の事をスーパー障害者だと思ってる変な人。お笑い好き。 炎上芸人。インターネット上の嫌われ者www

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