『アルジャーノンに花束を』を読んで、子供を障害者と認めたくない親について考える

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photo by -Reji

小説、「アルジャーノンに花束を」を読んでいてつい気になったことがあります。(小説の内容については殆ど書かないので、ネタバレ等の心配はご無用です 笑)

母親が知的障害のある主人公、チャーリィ・ゴードンが知的障害児であると認めたくないという描写が書かれていました。

「あの子は普通の子より物覚えが遅いだけ! あの子は普通だ! 将来はきっと大学にだって行くし、人をあっと驚かせるような成長を遂げる!!」

立ち読みで読んだ為、正確なセリフでは無いのですが、このような感じの発言をしていました。

自分の子供が知的障害児だということを認めたくない。その親心はなんとなく分かります。現実世界の親にもこういった親はゴマンといます。

私が家庭教師をしていた時も、明らかに軽度の知的障害や発達障害、学習障害があるようなお子さんを持つ親に対して、軽くそのことを告げると激怒する親(特に母親が多い)を見てきました。

ああ、親というものは自分の子供が障害児だということを認めたく無いものなんだな。

でもね、それは子供にとって苦痛でしかない。まず、親が子供の障害を受け入れ、子供に適切な教育を施してやるほうが子供にとっても親にとっても良い結果になるはずです。

何かしらの知的障害(発達障害を含む)子供に何故、普通教育を受けさせる必要がある? 普通教育じゃないとダメなの?

確かに、社会というものは残酷で障害者、特に知的障害なんていうものを持っていると社会進出も困難になるでしょう。普通教育を受けて、大学に行ったほうが普通の、一般的な生活は送れるかもしれません。でも、それを障害のある子供に押し付けたところで子供にとっては苦痛でしかない。生き辛さを感じる原因にしかならない。

思うように教育が上手くいかず、物覚えが悪い子供に対してきっとその子供の親も、自分の子供にだんだん腹が立ってくることでしょう。

そう、負の連鎖しか生まないのです。

裕福な家の家庭の子供が何かしらの知的障害(主に発達障害)を抱えている場合、親はお金の力でなんとかしようとします。

家庭教師を付け、塾にも行かせ無理やり子供に勉強をさせます。

そういった子供が将来、本当に良い生活を、楽しい人生を送ることが出来るのでしょうか? 本当に子供の為になっているのでしょうか?

私の経験上、そういった子供の多くは精神を病み、社会生活を送ることが困難になっています。

そりゃそうです。一般的な子供だって勉強が好きではない子が多い。勉強を苦痛に感じている子が多いのに、普通の勉強が出来ない障害を抱えた子供に無理やり勉強をさせて精神が病まないわけがありません。

どうして親というものは子供の障害を受け入れたがらないのでしょうか?

そりゃ、独身の私には分からない親の気持ち、悩みがあるのかもしれません。でも、子供を障害児だと認めたくない親の心情は、世間体なども関係しているのではないでしょうか? それは本当に子供の為でしょうか? 自分が他の親から嫌な眼差しで見られたくない、自分の保身では無いですか?

少し言いすぎたかもしれませんが、子供に障害があるのならば、それを早期に受け入れて、そういった子供にあった適切な教育を施すほうが、子供にとっても親にとっても良い結果になります。

親が、子供の障害を受け入れる勇気を持たなくてどうするんですか。そんなに自分の子供が障害者だということが嫌ですか?

子供を障害児だと認めたくない親は、子供の為、子供の為と言いながら、結局自分の為になっているような気がします。

一般的な子供と同じでないといけないのですか? 一般的な子供の通う学校に無理に通わせないといけないのですか?

そんなのは親のエゴでしかない。

親自身が、子供に障害があるということは、一種の個性だと無理やりにでも思って、受け入れなければ、親も子供も疲弊して、家庭内がめちゃくちゃになってします。実際、アルジャーノンに花束をでも、母親は結局発狂して子供を捨ててしまっています。

今日、この記事に書いたような内容にあてはまる家庭は、きっといつか家庭崩壊するでしょう。

子供の障害を親が受け入れなくてどうするんですか。子供に障害があると分かったら、そこから目を背けずに、どうやったら自分の子供が幸せな人生を送れるか、少しでも生き辛さを感じずに生きていくことが出来るか。そういうことにもっと力を入れましょうよ。

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最後に

この記事は私が家庭教師をやっていたときに、子供が明らかに発達障害であるにも関わらず、親がそれを認めない、自分の子供が障害者であることを認めようとしない、というところを見てきたから書いたものです。

精神疾患などにしてもそうです。心療内科に行かせたがらない親なども世の中にはいるそうです。世間体を気にして。

それこそ、障害者差別ではないでしょうか?

障害者だから何? 障害者もちょっと変わった普通の人間だよ?

普段は24時間テレビの障害者の番組などを観て、涙している人間が、自分の子供が障害者だとわかると手のひらを返す。それっておかしなことですよね。

自分の子供が例え障害者である可能性があるのであれば、しっかりと検査をし、障害者であればその後の人生につい共に考えてあげる、それが「親」というものではないでしょうか?

だいちゃん(∀)

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だいちゃん(∀)

フリーライター・ハイパーメディアブロガー 1級身体障害者 年間500冊ほどの本を読む読書マニア。勉強好きの資格マニア。簿記や法律に強い。 暗い記事も書くけど、なんだかんだで自分の事をスーパー障害者だと思ってる変な人。お笑い好き。 炎上芸人。インターネット上の嫌われ者www

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