やっぱり僕は『インターネット』が好きだ――ネットの出会いのおかげで生きる気力の沸いた障害者の話

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photo by june29

僕の小学校の時の友達は、家が比較的裕福な友達が多くて、当時にしては珍しい?職業だった「プログラマー」を職業としてやっている父親を持った友達なんかもいた。

周りには幼稚園くらいからゲームをやっているような奴も多かったし、「理系」なことをやるような環境は小学生の時から揃っていた。

そんな友達の影響もあって、当時は一部の人しかパソコンを持っていないような、それなりに高価なものだった「パソコン」、そんなパソコンに僕はとても興味を持った。

仲の良かったオヤジがプログラマーな友達の家で、当時はよく仕組みを分かっていなかったにも関わらず、パソコン(マッキントッシュ)を使わせてもらっていた。友達は頭がよかったので、小学生のことからプログラミングをしてゲームなんかも作っていた。今の小中学生ではそういう子も多いけど、当時はパソコン自体が珍しかったからね。

そして、どうしても自分のパソコンが欲しかったから、僕はお年玉を使わずに貯めていた。ちょこちょこゲームは買っていたけどねw

でも、当時はハードディスク容量が1ギガとかのパソコンですら15万円ほどした。うちの家はあまり裕福ではない。僕はその半分くらいしか貯金出来ていなかったけど、親に頼み込んでパソコンを買ってもらうことに成功した。

うちの親は息子がこんなことを言うのはいけないことなのかもしれないけれど、とにかく「頭が悪い」。でも、息子が興味を持ったことは、潰したくなかったらしい。少し無理をしてパソコンを買ってくれた。ハードディスク容量1.2ギガの「マッキントッシュ」だ。

ただ、当時はインターネットを接続するには電話料金がかかっていた。深夜には「テレ放題」、定額使い放題のプランはあったけれど、小学生の僕がそんな夜更かしをするわけにはいかず、インターネット接続だけはしていなかった。

でも、友達からもらったお古の「ファイルメーカープロ」や「ハイパーカード」なんかのソフトを使って僕も簡単なものながら、プログラミングをして遊んでいた。

宝島社のパソコン雑誌にはフリーのゲームが沢山収録されていて、そういうゲームで遊んだりもしていた。ちょっとしたゲーム機になっちゃってたかなw

でも、友達が色々と教えてくれたのもあるし、もともとハンダゴテなんかを使ったロボット工作、ミニ四駆、そういったものが好きだったというものあり、パソコンのようなコンピューターは僕にはとても相性がよかった。

自分でテスト対策の問題を入れたゲームなんかも作っていたっけな。作る方に時間がかかりすぎて、肝心のテスト勉強が疎かになったこともあったけれどw

時が過ぎて

僕はパソコンを使わなくなっていた。ちょうど、高校に入学したあたりから勉強が忙しくなり、恋愛、読書、パソコンに使う時間が無くなっていった。この頃から、大好きだったゲームもしなくなっていった。パソコン自体も進化が早い世界なので、古くて使い物にならなくなっていたしね。

しかし、20歳の頃に身体障害者になってからというもの、身体障害者が生きていくのに必要なものは、「パソコンの技術」と「勉強」だと自分のなかで思い、必死に勉強しだした。いや、必死でもなかったかな。

「またこの世界に戻ってこれた」っていう嬉しさのほうが大きかった。

でも、インターネットなんてネットカフェでしか使ったことがなかったし、タイピングはそれなりに出来るけれど、とにかく専門的なソフトなんかはマック以外のソフト、Windowsのソフトは使ったことがなかったので、まずはワードやエクセルなどのソフト、インターネットの使い方、サーバーやファイル形式の仕組み、こんな基本的なことから勉強し始めた。

そして、僕が障害者になりインターネットを使うようになって少しして、「mixi」というSNSサイトというものの存在を知った。

ネット上での出逢い

正直、「mixi」のイメージは、

「出会い系をカジュアルにしたものだよね。」

っていう、あまりいい印象のものではなかった。でも、流行っているし、せっかくだから色々と使ってみようと思い、色々な使い方をしてみた。

・普通の日記じゃなくて、ネタ的に面白い日記を書く

・妄想日記・小説を書く

・コミュニティにスレッドを立てて見る

こういうことを、日記は「全体公開(マイミクになってない人でも読める状態)にして、自画撮りの画像も載せてみた。別に自分の容姿に自信があるわけじゃないけど、顔が見えていたほうが友達になりやすいかなと思ったんだ。

すると、同じように難病を抱えている人、単純に僕の日記に興味を持った人、変わり者(笑)、僕と同じように恋愛で悩んでいる人、色々な人とネット上で友達になることが出来た。

そして、僕が障害者だからということもあり、警戒心なく僕に県外から会いに来てくれる人もいたし、僕から会いにいった人もいる。

こういう出会いってさ、昔じゃ考えられなかったよね。「mixi」は確かに今は経営状態が悪く、迷走している感じはあるけれど、僕はmixiがあったから障害を乗り越える為の(未だに乗り越えられていないんだけれどw)元気をもらうことが出来たと思っている。

僕はmixiに、インターネットにともて感謝をしている。

インターネットは「依存性」などの問題も指摘されているし、実際に依存が重症化しているものもある。でも、僕に関してはインターネットは社会復帰のきっかけにもなったんだ。

余談

2014年1月3日、mixiで知り合ってから6年以上もネット上でしか付き合いの無かったとあるトラック運転手の兄さんと、そのお嫁さん(僕が出会った頃にはこの二人は普通の友達だった。)あと、お嫁さんのお母さんが(笑)、東京からわざわざ僕に会いに来てくれたんだ。

出会ったことから、

「必ず会いに行くから」

と言ってくれていたけれど、本当に会いに来てくれるとは思っておらず、びっくりもしたけれど、とても嬉しかった。病人になるって悪いことばかりじゃないなぁ。そして、世の中の人も、頭のおかしい人は確かに存在するけれど、人間の出来た人もちゃんといる。

こういう出会いがあるから、「インターネット」が僕は大好きだ。

だいちゃん(∀)

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だいちゃん(∀)

だいちゃん(∀)

フリーライター・ハイパーメディアブロガー 1級身体障害者 年間500冊ほどの本を読む読書マニア。勉強好きの資格マニア。簿記や法律に強い。 暗い記事も書くけど、なんだかんだで自分の事をスーパー障害者だと思ってる変な人。お笑い好き。 元炎上芸人。インターネット上の嫌われ者www
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